メディベット・べテリナリー・グループ (1)
現在私がボランティアをしているMedivetは、
ロンドンでも比較的規模の大きな病院です。
本院、分院あわせると、実に37件以上のMedivetという名前の動物病院が
ロンドンとその近郊にあるのです。
こんなのを例にするのも変ですが、
スターバックスコーヒーの動物病院版みたいな感じです。
こういった動物病院の経営は、最近のイギリスのメインになりつつあります。
Medivetだけでなく、他にも同じ名前のグループ病院と呼ばれる動物病院が
イギリス各地に存在します。
グループ病院は経営規模が大きいので、医療の質を一定に保てる、
高度医療を行う設備を整えることができるなどのメリットがあります。
また、経営本部の事務所の建物には、レクチャー室もあり、定期的に各分院の獣医師を集めて症例検討会や最新の治療法などについての勉強会が行われていて、
獣医師の質を高めています。
動物看護師の養成もしていて、学生看護師向けのレクチャーも行われます。
私は今、比較的近くにある2件の病院を交互に行き来して働いています。
Hendonにある本院と、
Hampsteadという高級住宅地の近くにある分院です。
この辺に住むセレブリティーの犬や猫も、時々やってきます。
イギリスの人気歌手、ジョージ・マイケルが犬を連れてやって来た時は、
さすがにスタッフ一同大騒ぎでした。
本院であるHendonは24時間いつでも診療しています。
スタッフが交代で常に病院にいるので、
緊急の時は夜中でもすぐに対応してくれて安心です。
入院施設も整っていて、こちらも24時間モニターされています。
院長のリチャード先生はベテラン獣医さん。
すごく頭の回転が早い人で、3人ぐらいの人から質問されても答えられる、
聖徳太子的才能を持った人です。
おまけにとても知識が豊富でどんな症例でも見ます。
外科手術・・特に整形外科が得意で、鮮やかな手さばきで手術をこなします。
そんなベテラン先生なのに、私の行動学の意見なんかもすぐに取り入れてくれたりして、柔軟性に富んでいるところが、最もよいところだと思っています。
そんなわけで、今は彼とうまくコンビを組んで、ひとつの症例に彼が医学的アドバイスを、
私が行動学的アドバイスを与えながら、治療を進めています。
Medivet のサイトはこちら(英語です)
Medivetで診察してほしいけれど、
英語がいまいち分からなくて不安・・という方がいたら、
私あてにメールを送ってください。
お力になれると思います。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。


コメント