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2007年7月13日 (金)

静のトレーニング・動のトレーニング

ニーナによる新しいパピークラスがスタートして、1ヶ月半が経ちました。
新しいクラスの運営に慣れるまでの数週間は、
多少バタバタとまとまりに欠けていたクラスも、
今はすっかり軌道に乗り、順調に進んでいます。

ニーナのクラスはひと言で言えば「動のトレーニングクラス」。
とにかく飽きずに楽しくレッスンをすること、
いろんな課題を次から次にこなすことが中心です。
そして、ときに競争などを織り交ぜながら、
あっという間に1時間が経ちます。

例えば、おとといは、こんな競争がありました。
オスワリとフセを交互に2回ずつして(子犬の腕立て伏せと呼んでいます)、
その後オスワリをさせたままマテをさせる。
そして飼い主が何歩か下がって、子犬を呼び寄せ、
さらに最後にオスワリをさせるというもの。
2頭の子犬が、タイムを競い合います。

とにかく体を動かすことで、エネルギーをたくさん使い、
さらに飼い主への集中力を高めるというのが
モットーなのだそう。
特にロンドンの都会で暮らす犬たちは、
運動不足になりがちなので、これはとてもいい方法かもしれません。

今までのスゥーのクラスは、どちらかといえばリラックスし、
犬の行動の理論を学ぶことに重点を置いた
「静のトレーニングクラス」でした。
知性派のスゥーらしい、学校で言えば理科と道徳の授業のようなレッスンも、
なかなか味のあるものでしたが、
ニーナの体育の授業のようなレッスンは、
また違った面白さがあります。
もちろん、子犬が疲れすぎないように、時折り休憩タイムをはさみ
リラックスすることも忘れません。
こうして、頭ではなく、体で理解することも大切なのだろうと思います。

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2007年7月24日 (火)

猫の行動を理解する

今日は、猫のお話。
以前まで続けていたブログでは、
猫のストレスが関係していると考えられる病気を紹介してきました。
その代表が
猫の膀胱炎です。
私は、病院に来た膀胱炎の猫の飼い主さんに
猫を取り巻く環境や生活について質問しています。
すると、猫がなにかしら不安やストレスを持っていることがわかります。
(もちろんストレスだけが原因ではありませんが・・)

そのストレスの原因のほとんどは、恐怖や不安から来ています。
例えば、一緒に暮らしている人たちや、家によくやってくる人に対する恐怖、
同居している猫たちとの餌やトイレの場所をめぐる争い、
外に出ている猫なら近所の猫との争い、
そして外の環境に対する恐怖や不安(雷や工事の音など)などなど・・・
ところが、飼い主さんは猫がこういった恐怖や不安を抱えているのに、
あまり気がついていないことが多いのです。
なぜかというと、猫はストレスを感じている時の表現方法がとっても微妙だからです。
本当にちょっとした仕草、顔の表情を不安を見せることはあります。
猫同士だったら読み取れるこうしたシグナルも、人間は読み取るのが苦手です。

それに加えて、逃げる、隠れるといった行動は猫の正常な行動であるために、
飼い主の「うちの猫は臆病で・・・」という言葉で片付けられてしまいがちなのです。
つまり、臆病な猫は普通だから、何もしてあげられない、仕方ないと思ってしまうのです。または、逆に臆病すぎる猫には、
怖がるその姿が痛ましくて、ついついなぐさめようとしてしまうこともあります。
残念ながらこれも、猫のストレスを減らすことはできません。

私はこのようなケースでは、飼い主さんに
猫の行動と習性、そして感情表現の方法を、
猫の絵が描いてあるプリントを渡して説明しています。
また、猫にとっては、匂いも大切なコミュニケーション手段であること、
猫の住んでいる環境が、どれだけ大切な意味を持っているかも説明します。
猫の視点で家の中や外の環境を、もう一度見直してもらうためです。

そうやって、猫本来の行動の意味を理解してもらうと、
いかに、猫がストレスに満ちた生活をしているかを
飼い主さんにわかってもらえます。
それは決して、猫の性格だからと
無視してしまえるものではないことにも、気がついてもらいます。
良かれと思って猫をなぐさめている人にも、
それが猫の恐怖や不安を悪化させる可能性があると説明します。

大抵の飼い主さんは、なるほどと納得し、
ではどうしたらいいのか?ということになります。
このような場合、猫の住環境と生活習慣、そして接し方を、
猫の立場に立って改善することで、
猫のストレスを減らしてあげることが可能です。
飼い主と住んでいる家のタイプによって、改善方法が異なりますから、
それぞれの都合に合わせて、アドバイスします。
こうしてアドバイスのかいあって、
猫のストレスを少しでも減らすことができた飼い主さんから、
後日猫たちの様子を聞くことが、私にとっての何よりの喜びとなっています。

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2007年7月31日 (火)

お知らせ

実は、皆さんにお知らせしなくてはいけないことがあります。
私の猫のモモが、天国へと旅立ちました。
もう、だいぶ前のことで、本当はもっと早く書かなくてはいけなかったのでしょうが、
なかなか書くことができませんでした。
今でも、思い出すと胸が痛みます。
でも、この家に来た時、モモはすでにおばあちゃんでした。
慢性の病気も持っていました。
病気があると信じられないくらい穏やかに暮らし、
さらにクリッカートレーニングなど新しいことにも挑戦し、
最期は静かに旅立って逝ったモモ。
彼女の残りの猫生の何年かを、一緒に暮らすことができて、
本当に幸せでした。
モモも同じ気持ちだっただろうと信じたいです。

サイトのモモの部屋を、
こちらのブログに移動することにしました。
モモと過ごした貴重な日々を一生忘れないでいたいと思います。

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ようこそ、モモの部屋へ

ようこそ、モモの部屋へ。
ここでは、私HITOMIも、ただのいち飼い主として、愛猫のモモを紹介しています。
私の親ばかぶりにあきれることなく、お付き合いいただければうれしいです。
(2002年10月)

オリジナル記事はこちら

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