モモとの出会ったのは、私が働いている動物病院でした。
迷い猫として保護された猫が、引き取り手がないまま、
いつまでも病院のケージに取り残されていました。
そこで、私が引き取ることになったのです。
モモはやって来た日から、家の環境になじんでくれました。
モモの前の飼い主さんが、どんな人だったか、どのような環境で育ったのか、
そして今いくつぐらいの年齢なのか、それはまったくわかりません。
ただ、とても性格がよい猫なので、
きっと幸せな環境で暮らしていたのだろうと思います。
モモは保護された時、ガリガリに痩せていて、ノミがたくさんついていました。
今も痩せています。
そして、歯石がベッタリこびりついていて、口臭がひどいのです。
おそらく、前の飼い主さんのもとでは、バランスのよい餌は与えられず、
人間の食べ物をもらっていたのだろうと思います。
特に、甘いクッキーやパンに対する執着心がすごいので、
そういったものを、甘やかされてもらっていたのでしょう。
そのため、歯石がついて、それに対する処置も飼い主が怠ったので
歯周病になってしまったのだと思います。
かわいそうなことです。
歯石を取ってあげたいのですが、麻酔をかけなければいけないので、
その前にきちんと検査を受けた方がよいと思っています。
かなり高齢の猫のようですから、くれぐれも慎重に行った方がよいのです。
そこでまずは、ペット保険に加入することにしました。
モモには、猫の心理の奥深さを、教えてもらおうと思っています。
いっしょに暮らし始めたその日から、モモの行動観察が始まりました。
また、ごく最近ですが、ここイギリスで、
猫へのクリッカートレーニングが、少しずつ注目され始めてきています。
そこで早速、モモにクリッカ―トレーニングを始めてみることにしました。
これについては、あとで詳しく紹介いたします。
モモがうちでの生活を心から楽しんでくれることが、
私たちの一番の願いです。(2002年10月)
オリジナル記事はこちら
この後の検査で、モモが甲状腺機能亢進症という病気であることがわかりました。
さらに、そのために心臓の機能も悪くなっていることも・・
甲状腺については手術を行い、
症状がよくなったのですが、
今度は慢性腎不全となり、投薬を続ける日々となりました。
そんな病気を抱えながらも、モモはこの家での生活を、
のんびりと楽しんでいるようでした。(2007年8月加筆)
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